ブロック注射とは、神経に直接痛み止めや麻酔を打つ治療方法です。
主な特徴は、服用薬などの痛み止めは飲んでから消化され、吸収されるまでに時間がかかりその効果も同様に時間をかけて確認しなければなりませんが、ブロック注射は痛み止めを作用させたい神経に直接打つため、かなり短時間で効果が現れます。
ブロック注射はどちらかといえば保存療法ですが、その効果の大きさから、レーザー療法などと同様に手術と保存療法との中間に位置付けられることも多くあります。
また、星状神経節や硬膜外腔などに注射をするために数ミリ単位の位置調整が必要になります。
このことから、熟練した麻酔医が強く指で圧迫しながらそのポイントをさぐったり、レントゲン透視下で行われることが常です。打ち方や薬の量などを間違うと副作用をもたらす危険性は充分にあります。
主な療法としては神経ブロック注射があります。腰椎椎間板ヘルニアに対する神経根ブロック注射や首の交感神経ブロックである星状神経節ブロック注射、頚椎や腰椎の硬膜外ブロック注射などがあります。
神経ブロック注射では、神経そのものや神経周囲へ注射をします。痛みを抑えたり、血行を良くすることで緊張を緩和させて自然な治癒力を高めることが出来ると言われています。
主に局所麻酔薬を使用しますが、その麻酔としての効果は5~20分程度です。また、これ以上の効果がある場合は多く、自然治癒のレベルのものでなくても症状が緩和されることもよくあります。
神経症状に対する主な保存療法は安静、痛み止めの内服や理学療法、リハビリ療法などですが、ブロック注射は特に症状の急性期などの痛みが過激にあるという場合は他の療法をパスして使用される場合もあります。
またそれでも効果が無いという場合、すぐに手術を決断することもありますが、一定期間安静にしてみたり、湿布や内服の痛み止めを使用して効果を期待する場合もあります。
しかし、肝に銘じてほしいのは、手術をしたからといって全開できるものではないということです。残念なことに手術をした80%以上の方々が3ヶ月以内に痛みを再発してしまっています。
この事実をしっかりと頭に入れていただき、最終手段である手術をするのか、それともその他の方法で完治を目指していくのかはあなた次第の考え方になってきます。
まずは自分の目で情報収集をしかっりとして頂いた上で、担当医師に相談をして、どの道を選ぶか決めれば良いかと思います。

