ブロック注射は多くの神経症状を伴う病気に効果を発揮しますが、特に坐骨神経痛を伴う腰痛を持っている患者さんに用いるケースが多くあります。
腰が悪い場合、よく足が痛くなったり、しびれたりしますが、坐骨神経痛が原因です。
痛みもしびれも大きい場合が多いため、ブロック注射を選択する方は多く、即効性があるものとしてとても効果があります。
ブロック注射には大きく分けて2種類あります。その中で、外来でも簡単に選択できるのが仙骨ブロック注射です。
仙骨ブロックはうつ伏せの姿勢になって尾底骨の真中にあいている小さな骨の穴から薬剤を腰の神経の周りに注入する方法です。
施術後には足の部位にしびれが残ることがあるため30分程度安静にすることが多くなります。
仙骨ブロック注射で注入する薬剤は局所麻酔剤です。この麻酔薬にアレルギーのある方は処置が出来ません。
また、毎日効き目を持続させるために、施術することは体に負担が大きく、短くても一週間に一度ぐらいのペースになります。
坐骨神経痛には効き目が高いと言われていますが、約50パーセントの患者さんが持続性の効果を得るようです。
仙骨ブロックによって、患部の神経や筋肉の緊張をほぐす効果があります。
また、血行を高め、不要な成分を体から排除し、その代わりに必要な栄養を行き渡らせることができます。
自然な治癒の効果が期待されるとよく言われますが、仙骨ブロック注射は間違いなく処方すればその効果はかなり大きいと思われます。
しかしながら、技術的に熟練した医師が処置をしないと、誤って他の部位に注射をしてしまって何の変化も無かったり、重大な副作用をもたらしてしまう危険もあり、大きな病院で脊椎専門医に処置を受けることが推奨されます。
また、仙骨ブロック注射は一時の気休め程度にしか効かなかった、という例も多くありますので、他の処置方法を検討する場合もあり、また痛みが大きすぎる場合には手術を検討しなければならなくなる場合もあるようです。

