ブロック注射には副作用がほとんど無いと言われています。しかしながらもちろん全く無いというわけではなく、また特にブロック注射をしてはならないような特性を持っている患者さんが使用することで危険な作用をする場合があります。
例として抗凝固剤(血をサラサラにする薬)を飲んでいる場合、血が止まりにくく、血のかたまりができたり、出血をしてしまう可能性も指摘されています。
ブロック注射は麻薬ではありませんので、薬液自体は数時間で体内から出て行きます。このため特に危険な副作用が残ることはほぼないようです。
例えば、内服薬の場合では消化器官や胃などの内臓を経てから時間をかけながら体に吸収されますが、ブロック注射の場合は届くべき部分に限りなく近づき摂取させるため、他の器官への余計な作用がほぼありません。
しかし、中枢の神経の近くに針を差し込むため、絶対に安全ということはなく、常に危険が伴ないます。また特に体の上位の方に打つほど、危険は高い言われています。
例えば三回のブロック注射によって痛みを和らげる効果が出たという場合は、おそらく三回打つことでやっと効き目が出てきたと考えて問題ないと言えます。
しかし高齢者の場合、それ以上継続させることで体への負担が増え、なんらかの副作用が懸念されるという例も多くあるようです。
またこの場合、それ以上の処置をするべきかしないかは主治医の判断が最も大きく左右しますが、患者さんや家族の方などが疑問に思ったという場合は、他のペインクリニックやセカンドオピニオンのシステムなどを利用する必要もあると思います。
特にブロック注射をしてはならないような特性を持っていない患者さんの場合でも、痛みが何倍にも出てきてしまったり、寝たきりになってしまったりする例もあるようです。
この場合も、出来れば他の病院で検査を受けたり、相談に乗ってもらったりすることが必要と思います。

